◆今週末のイベント情報 7月21日(土)、22日(日)

【この夏は火星を見よう!】

 この夏、南の空に大きく赤く輝く天体は、地球のすぐ外側を公転する惑星の「火星」です。7月31日は、この火星がなんと15年ぶりに地球に最も近づく日となります。火星大接近のこの日は、地球から見た火星の大きさ(見かけの大きさ)が一番大きくなります。視直径は24.3秒となり、その見かけの大きさは、火星が一番遠いところに行ったときに比べ約7倍も大きくみえます。7月31日からは、少しずつ見かけの大きさは小さくなっていきますが、8月末でも、その大きさは視直径が21.0秒と、まだまだ見応えは十分にあります。(視直径とは天球上での天体の見かけの直径のこと。1度=60分、1分=60秒、月の視直径は平均30分)

 もう一つの火星の特徴はその赤い色。その名の通り「火」のように赤く見えるのは、火星表面が赤っぽい土や岩石で覆われているからです。その岩石は酸化鉄(さびた鉄)を多くふくんでいます。さびた鉄を見たことある人はその色を思い出してください。また、火星の極付近には、氷やドライアイスでできた「極冠」と言われる白色の部分があります。火星の気温は夏はマイナス60℃、冬はマイナス120℃で、火星大気の95%である二酸化炭素も冷えて固まってしまうのです。

 本来、望遠鏡で大接近した火星を見れば、赤い地表や白い極冠を見ることができます。しかし、現在、火星では大気が不安定なため、大規模な嵐が続いているそうです。このため、砂嵐により舞い上げられた赤い土の影響で、見た目が赤というよりもオレンジ色に見えるでしょう。その色からも、火星の過酷な環境を垣間見ることができます。

 今こそ、15年ぶりに大接近する火星を観望する絶好のチャンスです。7月31日(火)は、当センターで特別観望会「15年ぶりの大接近!巨大火星をみよう」を実施します。口径80cm巨大反射式望遠鏡や口径20cm屈折式望遠鏡でじっくりと火星を観望できる他、口径10cm屈折式望遠鏡2台、口径20cm反射式望遠鏡2台の計4台でも夏の天体を観望できます。野外の「見上げてゴロン、夜の星を」では、この夏に見られる天体について解説を聞きながら、実際の星空を肉眼や双眼鏡で観望できます。夏の夜空を満喫できる自然保護センターへ、ぜひお越しください。

砂嵐時の火星(7月8日)

火星

写真提供:橋本 恒夫 氏

 

【お知らせ】

8月11日(土)の夏休み特別企画「駆除した外来植物で草木染め」の参加者を募集中です!お早目にお申込みください。

・8月12日(日)開催の天文教室「ペルセウス座流星群をみよう」は定員に達したため、受付を終了いたしました。

 

7月21日(土)

★池ケ原

【池ケ原湿原ガイド】

 湿原の多くの動植物についてガイドを実施します。今回が最終回です!きれいな湿原植物が皆さまをお待ちしております。

<講 師> 山岸 登美子さん

<時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  

       (所要時間約60分)

<集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。

<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等。

7月22日(日)

★自然観察の森

四季の自然観察シリーズ

 今週末は、2018年のシリーズ20回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

<講 師> 多田 雅充さん

<テーマ> 自然を体験しよう

<時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

 (所要時間約60分)

<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

 7月21日(土) 22日(日)

★本館

 特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】

 

 県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。

<場所> 1階 レクチャーホール

<時間> 9:00~17:00(随時受付)

★観察棟

【プラネタリウム】夏の星座番組

夏の星座解説と星座の物語。

10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

≪星座の物語≫ 午前 「いるか座の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」