【冬の野鳥レストランニュース】2月5日号(2017.2.5)

★ヤマガラはどうやってヒマワリの種を食べているの?★
 いつも冬の野鳥レストランの一番近いエサ台までヒマワリの種を取りに来てくれるヤマガラ君。気に入ったヒマワリの種をくわえると、遠くの木の枝や茂みへ飛び去ってしまうことが多いです。そのため、どのようにヒマワリの種を食べているのかよく分かりません。丸呑みしてしまうのでしょうか。
 運がいいと、ヤマガラ君が目の前のエサ台で、ヒマワリの種を食べることがあります。今回はその様子を写真に収めることができましたので、どのようにヤマガラ君がヒマワリの種を食べるのかをお知らせします。

 

  • つぶらな瞳のヤマガラ君。至近距離で写真に収めると、何とも言えないかわいい表情をしています。
     このヤマガラ君が、木の枝やエサ台で足元をコンコンコンとつついているのを見かけることがあります。その行動がまさにヒマワリの種を食べようとしている瞬間です。
     次は連続写真でその様子を見てみましょう。

  • ヤマガラの食事風景① エサ台でヒマワリの種をくわえた後は、このように足でつかんで固定します。

  • ヤマガラの食事風景② 固定したヒマワリの種をくちばしでコンコンコンとつつきます。すると・・・

  • ヤマガラの食事風景③ あ!見事にヒマワリの種の殻が割れました。中にはおいしそうな子葉が見えています。

  • ヤマガラの食事風景④ いただきます!ようやくごちそうにありつけます。この小さい体で一日にいくつくらいヒマワリの種を食べるのでしょう。
     冬の野鳥レストランで、ヤマガラが足元をつついていたら、そっと食事の様子を見守ってあげてください。