8月の天文情報(令和元年度)

8月の主な天文現象

1日(木) ●新月
7日(水) 旧七夕(伝統的七夕)
8日(木) ◐上弦 立秋
10日(土) 水星が西方最大離角
12日(月) 木星が留 天王星が留
13日(火) ペルセウス座流星群が極大 金星が外合
15日(木) ○満月
23日(金) ◑下弦 処暑
29日(木) 火星が最遠
30日(金) 新月

 

8月のトピック&見ごろな天体

※週末天体観望会 を午後19:30~21:30に開催しています。

 観察棟最終入館時間は、21:15です。

★トピック★

 夏の夜空と言えば、天の川、ペルセウス座流星群、木星、土星に彩られ、とっておきの夜空を見ることができます。また、いて座方向の明るく幅広い天の川をはさんで、東寄りに土星、西寄りに明るい木星も見ることができます。
 ペルセウス座流星群は、13日17時頃に極大となります。見ごろは13日未明で1時間に10個程度と予想されています。月が明るくて条件は悪いですが、13日夜明け前に月が沈んだ後の1時間程度は1時間に30個程度の流星が期待できます。空全体を見るように眺めてみましょう。

★惑星★

○水星…日の出前の東の低い空に位置しています、10日に西方最大離角となります。

○金星…13日に外合となり、以後は夕方の西の低い空に位置するようになります。

○火星…しし座を東に移動しています(順行)。太陽に近く、観察は難しいでしょう。

○木星…宵の南の空に見え、明るさは、-2.4等から-2.2等で見ごろです。

○土星…いて座を西に移動しています(逆行)。宵の南の空に見え、木星と東西にならんでいます。明るさは、0.2等から0.3等で見ごろです。

○天王星…おひつじ座にはいりましたので、これからが見ごろとなります。

★見ごろな天体★

・惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…木星、土星              
・散開星団(若い星の集まり)…M11(たて座)、M6・M7(さそり座)
・  球状星団(年老いた星の集まり)… M13(ヘルクレス座)、M5(へび座)
・惑星状星雲(太陽くらいの質量の恒星が一生の最後に見せる姿)…M57 リング星雲(こと座)、M27 アレイ状星雲(こぎつね座)

・恒星(太陽のように自ら輝く星)…アルビレオ、アンタレス、夏の大三角(デネブ、ベガ、アルタイル)

 

8月15日 21時ごろの南の空(六呂師)

8月南

8月15日 21時ごろの北の空(六呂師)

8月北