6月の天文情報(30年度)

 6月の主な天文現象

6日(水)

水星が外合

7日(木)

◑下弦

10日(日)

海王星が西矩

14日(木) ●新月
20日(水) ◐上弦
27日(水) 土星が衝
28日(木) ○満月 

6月の週末天体観望会

テーマ ★太陽系最大の惑星「木星」をみよう★

開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください)

 

 木星に続き、6月27日には土星が衝(太陽の反対側で、太陽-地球-外惑星と並ぶ時を「衝」といいます。)となります。環が昨年10月17日に最も大きく開いたばかりなのでとても見やすく、カッシーニの溝などもよくわかります。近くでは地球に接近中の赤い火星の輝きも目につきます。

 

木星
土星

 

 6月21日が夏至なので、1年中で最も日暮れが遅く、日の出が早い状態がここしばらく続きます。そんな中、夕方には、西天高く金星が、南には木星、東の空からは土星が昇り始め、これから見ものとなります。

 

 夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

見ごろな天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…

 木星:てんびん座にある木星が目を引きます。表面の縞模様やガリレオ衛星など観察してみましょう。

 土星:昨年に引き続き、環が大きく開いているので、そのようすを観察してみましょう。

                     

星雲(宇宙のちりやガスの集まり)…          

 M97ふくろう星雲(おおぐま座)

 M57リング星雲(こと座)  

 

散開星団(若い星の集まり)…

  M44、M67(かに座)、M48(うみへび座)

 

球状星団(年老いた星の集まり)…  

 M3(りょうけん座)、 M13(ヘルクレス座)

 

銀河(何千億個もの星の集まり)…

 M51子持ち銀河(りょうけん座)

 M65 M66渦巻銀河(しし座)

 M104ソンブレロ銀河(おとめ座)M64黒目銀河(かみのけ座)

 

6月15日 21時ごろの南の空(六呂師)

6月南

6月15日 21時ごろの北の空(六呂師)

6月北

 

 自然保護センターでは毎週土曜日の19:30~21:30の間に週末天体観望会を開催しています(一般天体観望会は1・2月は休み)。80㎝の天体望遠鏡で、惑星、星雲、星団、銀河などを観察します。このページでご紹介した天体も観望していただけますので、是非ご来館ください。

 

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