「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

  • 2018.03.02

    【春の訪れと新しい野鳥のお客様

     

     先週の自然情報では、サクラの冬芽を食べる「ウソ」がセンター周辺の森に来ていることをお伝えしましたが、他にも春の訪れと共に野鳥レストランを訪れるようになった小鳥がいます。今週は春が近づく、これからの時期に見られる野鳥をご紹介します。

     

     まずは福井県の県鳥「ツグミ」です。ツグミは2月の中ごろから時々レストランに姿を見せてくれていましたが、最近は毎日のようにエサを食べに来ています。ツグミは冬鳥で、夏期にはシベリアで繁殖しますが、冬期には南下して日本でも越冬し、春になるとまた北に帰ります。だんだんと暖かくなってきたので、野鳥レストランで北へ帰るための栄養補給をしているのでしょう。

     

    ツグミ 雪面に落ちている雑穀を食べることが多いです。

     

     次に、同じく冬鳥である「アトリ」が3月1日に初めて野鳥レストラン周辺に姿を見せてくれました。まだ、レストランのエサは食べていないので、今後も来てくれるかは分かりませんが、うまくいけば群れで野鳥レストランを訪れてくれると思います。

     

    3月1日に来たアトリ エサ台からは離れた場所に下り、エサを探して少し歩いた後、飛び去りました。

     

     最後は「キジバト」です。キジバトは留鳥で一年中見ることのできる野鳥です。今週に入って野鳥レストランを訪れてくれました。背中や羽に赤褐色と黒のうろこ模様があり、首に青と白の縞模様があるのが特徴です。雪面に落ちている雑穀を食べに来ています。

     

    キジバト

     

     春を前にしたこの時期からレストランを訪れる野鳥は、雪面や地面に落ちているエサを好むことが多いので、2月の終わりごろから雪の上にもヒエやアワなどの雑穀をまくようにしています。

     

    雪の上に点々と見えるのが雑穀です。一部ウソが食べ落としたサクラの冬芽が混じっています。

     

     今後も春が近づくにつれて、昨年の野鳥レストランに来店してくれた「ホオジロ」や「ミヤマホオジロ」、「シロハラ」などの野鳥も訪れる可能性が高まります。新しく野鳥の訪問がありましたら、このホームページでも紹介する予定です。

     

    【昨年の様子】

    ホオジロ 右がオス、左がメス
    ミヤマホオジロ
    シロハラ

     

     また、大人気のニホンリス君は2月末は来店が少なめでしたが、3月に入ってからは連続で来店してくれています。この週末もかわいい姿を見せてくれるかもしれません。

     

    3月2日来店のニホンリス。エサ台近くの切株に設置したクルミをくわえています。

     

     

    お知らせ

    ※積雪が多いため3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが

     決定しました。(3月からはガイドの実施はありませんのでご注意ください)

     

    ※積雪により観察棟が使用できません。

     大変申し訳ありませんが、プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

     3月17日より再開予定です。

     

    ※保護中のニホンリスの公開が野外復帰に向けたリハビリのため、

     午前中のみ(10:00~)となりました。 ご了承ください。

     

     

    3月3日(土) 3月4日(日)

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

    <日 時>1月5日(金)~3月31日(土)の開館日

         9:00~17:00

         3月はガイドは実施ません。ご注意下さい。

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

    ※積雪が多いため、3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが決定しました!春が近づいてくると、レストランにホオジロ、ミヤマホオジロ、アトリなどこれまでとは違う野鳥が訪れることもあります。野鳥ファンの皆様、お楽しみにして下さい。

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

    工作室の大きなケージでクルミを食べるニホンリス。最近、クルミを自分で割って食べることができるようになりました。ただ、割り方はまだ上手ではなく、クルミに穴をあけて食べている状態です。野生のリスはクルミを真っ二つに割って中身を食べます。

     <場 所> 工作室

     <時 間> 10:00~ 

     ※野外復帰にむけたリハビリのため、公開は午前中のみとなりました。

       ご了承ください。       

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「エリダヌス座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月17日より再開予定です。

  • 2018.03.01
  • 2018.03.01
  • 2018.02.23

    【六呂師高原で感じる春の兆し

     

     朝晩はまだ冷え込みが厳しいですが、日中はだんだんと暖かくなってきました。晴れ間がある日も増えてきて、少しずつ春が近づいていることを感じます。 

     

     六呂師高原で感じる春の訪れの一つに鳥のさえずりがあります。最近、通勤して車から降りるとセンター周辺の森から「ツツピー、ツツピー」と、とてもきれいな声が聞こえることがよくあります。この声はシジュウカラやヤマガラのさえずりです。

     

     また、先日スノーシューをはいて自然観察の森を見回った時には、分厚い雪に覆われた森の中で雪の上に頭を出す木々の枝先に、春に向けて少しずつふくらんでいく冬芽をみつけました。

     動物も植物も例年以上の積雪に耐えながらも春に向け着実に準備を進めているようです。

     

    トチの冬芽 芽には光沢があり、さわると粘着性があります。
    マンサクの冬芽 春に咲く樹木の花のトップバッターです。

     

     木々の冬芽が膨らむと、それを食べるのを楽しみにしている野鳥が訪れます。たとえば、センター周辺の森には桜の木が数本ありますが、この時期になると桜の木の周りで「フィ、フィ」と高い鳴き声が聞こえます。これはウソの鳴き声で、膨らみ始めた桜の冬芽を食べに来ているのです。ウソは数羽の群れで訪れることが多く、のどから頬にかけて可愛らしいピンク色をしています。

     

    アカウソ(ウソの仲間) ピンク色がとてもかわいいです。
    サクラの冬芽を食べるアカウソ
    アカウソが食事をした後の桜の枝の下。食べ落とした冬芽がいっぱいです。

     

     これからは春の訪れとともに、冬の間には見られなかった野鳥がセンター周辺や野鳥レストランでも見られるようになります。興味のある方は野鳥レストランにお越しになって野鳥観察を楽しまれてはいかがですか。また、このホームページでも紹介する予定ですので楽しみにお待ちください。

     

     

     ここからは今週、野鳥レストランや六呂師高原で撮影した写真をご紹介します。

     

     今年の野鳥レストランはキツツキの当たり年!毎日のようにオオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラの本州で見ることのできる4種類をすべて見ることができます。しかもほぼ毎日、4種類が何回も来ます。オスとメスの両方を見ることができる日も多いです。キツツキの当たり年ですから、1本の木に2羽が一緒にとまるタイミングも時々あります。

     

    今年はキツツキの当たり年。下にはオオアカゲラのオス。上にはアカゲラのオスがとまっています。
    右がアオゲラのオス。左がアカゲラのオス。アオゲラの方が一回りは大きいです。

    ただ一緒にとまっているのは一瞬なので撮影は難しいですが、ぜひ挑戦していただきたいです。

     

     次は六呂師の集落で撮影したキジです。日当たりの良い日に近くから撮影できたので、メタリックなキジの羽根の迫力をうまく撮影することができました。

     

    キジのオス。雪の中だと、鮮やかな色彩が一段と目立ちます。
    顔を見ると歌舞伎役者の隈取のよう。とても精悍な印象です。

     

     

    お知らせ

    ※積雪が多いため3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが

     決定しました。(3月からはガイドの実施はありませんのでご注意ください)

     

     

    2月24日(土) 2月25日(日)

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

    冬の野鳥レストラン開店しました

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

    <日 時>1月5日(金)~3月31日(土)の開館日

         9:00~17:00

         土曜・日曜・祝日の10:00~15:00には

         ガイドを実施

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

    ※積雪が多いため、3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが決定しました!春が近づいてくると、レストランにホオジロ、ミヤマホオジロ、アトリなどこれまでとは違う野鳥が訪れることもあります。野鳥ファンの皆様、お楽しみにして下さい。(3月からはガイドの実施はありませんのでご注意ください)

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

    工作室の大きなケージでクルミを食べるニホンリス。最近、クルミを自分で割って食べることができるようになりました。ただ、割り方はまだ上手ではなく、クルミに穴をあけて食べている状態です。野生のリスはクルミを真っ二つに割って中身を食べます。

     <場 所> 工作室

     <時 間> ①10:00~ 

           ②14:30~

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「エリダヌス座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月中旬より再開予定です。

  • 2018.02.16

    【冬の野鳥レストランで飛翔写真の撮影に挑戦!

     記録的な大雪で六呂師高原では今週のはじめに3mほども積雪がありました。みなさんもここしばらくは雪かきや雪下ろしなどで大変だったことと思います。ほんとうにお疲れさまでした。

     今週末は疲れをいやしに、冬の野鳥レストランにいらっしゃいませんか。暖かな室内でゆっくりしながら、エサを食べにくるかわいい野鳥を眺める。野鳥レストランは癒しの空間でもあります。この数日で六呂師の雪も緩み、15日現在で240㎝ほどに積雪が減りました。道路も除雪が進んでおり、大野市や勝山市から六呂師に至る県道は安心して対面通行ができる状態にあります。ただ、雪解けに伴い道路両脇の雪の壁が崩れていることがありますので、十分に気を付けてお越しください。

     

    大雪が収束した2月14日のレストラン。六呂師の雪の厳しさがよく分かります。現在は屋根からせり出した雪を落とし、もっとすっきりしています。

     

     冬の野鳥レストランは、野鳥の名前や姿かたちを勉強するにも適していますが、野鳥撮影の練習をするにも最適です。野外で野鳥を撮影するためには、野鳥のいる場所に出向き、葉が生い茂る木々の中で声を頼りに探し回り、野鳥が逃げる前にカメラのシャッターを切らなければなりません。その点、冬の野鳥レストランでは、温かい室内で待っているだけで、野鳥が向こうから何回も近くに寄ってきてくれます。つまり、野鳥のシャッターチャンスに困ることはありません。

     そんな野鳥レストランですから、難しい野鳥の飛翔シーンの撮影にも挑戦しやすいです。まず、センター職員が撮影した写真を少し紹介します。

     

    ヤマガラ
    カケス
    左はシジュウカラ、右はアカゲラ
    アオゲラ

     

     なかなか迫力があります。さて、ではどのようにすれば飛翔シーンの撮影ができるのでしょう。ポイントをいくつかご紹介します。

     

    【撮影のポイント】

    1.シャッター速度を1/2000秒以上に高める

     野鳥のはばたきは非常に速いので、シャッター速度をかなり高めないと羽がボケてしまいます。羽先までピタッと止めたければ速度を1/3200秒以上にするのがおすすめです。

     

    2.高速連写モードにする

     飛び立つ瞬間の様子を詳細に撮影するため、連写速度を最高速に高めてください。野鳥はあっという間に飛び去るため、最高速にしていても写るのは数枚程度です。

     

    3.野鳥をよく観察して、飛び立つ瞬間や方向を予測する

     野鳥の撮影では、飛び立つ瞬間から飛んだ先へとカメラを流し撮りします。ある程度の予測がないと、追いかけることができないばかりか、シャッターを押すこともできません。じっくりと観察して、いつ飛ぶのか、どちらに飛ぶのかを予測する必要があります。

     そういった意味では、キツツキの仲間は飛ぶタイミングや方向が分かりやすいです。下の写真のように、飛び立つ前にその方向に顔を向け確認することが多いです。きょろきょろし始めたら、まもなく飛翔するサインです。羽を広げると美しい模様が見えるので写真映えするのでおすすめです。

    今から飛ぶ方向を確認するオオアカゲラ。この場合は、もうすぐ右に飛びそうだと予想します。

     他にも色々と細かいポイントがあるので飛翔シーン撮影は難しいですが、うまく撮影できた時の喜びは格別です。カメラをお持ちの方は、ぜひ飛翔の撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。

     

    お知らせ

    現在、新しいお知らせはありません。

     

     

    2月17日(土) 2月18日(日)

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

    冬の野鳥レストラン開店しました

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

     

    野鳥の壁飾り作りをすることができます。

     

    <日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日(積雪があれば3月以降も実施予定)

         9:00~17:00

         土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

    工作室の大きなケージでクルミを食べるニホンリス。最近、クルミを自分で割って食べることができるようになりました。ただ、割り方はまだ上手ではなく、クルミに穴をあけて食べている状態です。野生のリスはクルミを真っ二つに割って中身を食べます。

     <場 所> 工作室

     <時 間> ①10:00~ 

           ②14:30~

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「エリダヌス座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月中旬より再開予定です。

  • 2018.02.10

    【記録的大雪の中の野鳥レストラン

     

     今週の記録的な大雪で自然保護センター周辺では一時278㎝まで積雪が増えました。昭和33年から続く積雪の記録を見ると、これまでで3番目に多い積雪です。

     休館日明けの2月6日、駐車場の除雪を終え、野鳥レストランのコーナーをみるとびっくりです。窓の半分以上の高さまで積雪があるではありませんか。エサ台や、立木に開けた牛脂を埋め込む穴が雪の下になりそうなので、担当職員は腰まで積もる雪をラッセルしながらエサ台にたどり着きました。そして、エサ台の位置を上げたり、立木のより高い位置に新しい穴をあけたりした後で、エサを補充しました。これには野鳥たちも大喜びで、普段以上にたくさん訪れていました。こんな厳しい雪の中でも野鳥たちは、たくましく生きています。

     

    立木や果物のエサ台の位置を調整しています。本来なら右奥に写真撮影小屋が見えるのですが、小屋の周りの雪が積もりすぎてしまい見えません。この後、撮影小屋は使用できるように整備しました。
    牛脂を埋め込んだ直後の立木。職員が近くで作業をしていても、上から下までずらっとカラ類が並びました。全部で何羽いるでしょう。
    2羽のキツツキが仲良く食事中。上はアオゲラのオス、下はアカゲラのオスでした。
    アオゲラのオス。よく見ると背中と羽は違う緑色をしています。

    お知らせ

    2月10日に予定されていました里山観察ウォーク「スノーシューで森の探検!」は3月4日に延期となりました。

     

     

    2月10日(土) 2月11日(日) 2月12日(月振替)

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

    冬の野鳥レストラン開店しました

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

     

    野鳥の壁飾り作りをすることができます。

     

    <日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日

         (積雪があれば3月以降も実施予定)

         9:00~17:00

         土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

    工作室の大きなケージでクルミを食べるニホンリス。最近、クルミを自分で割って食べることができるようになりました。ただ、割り方はまだ上手ではなく、クルミに穴をあけて食べている状態です。野生のリスはクルミを真っ二つに割って中身を食べます。

     <場 所> 工作室

     <時 間> ①10:00~ 

           ②14:30~

              (午後の時間を変更しました。ご注意ください。)

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「エリダヌス座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月中旬より再開予定です。

  • 2018.02.02

    【アオゲラ来店!本州のキツツキ4種の全てがお得意様に! 

     「冬の野鳥レストラン」にはアカゲラやオオアカゲラ、コゲラなどのキツツキの仲間がよく訪れて、来館者の皆様の人気を博しています。どのキツツキも牛脂が大好物で、立木に埋め込んだ牛脂をよく食べに来ます。

     

     一方、平地~山地で生息するキツツキの仲間「アオゲラ」は、これまでほとんど野鳥レストランを訪れることはありませんでした。ごくまれに近くの木にとまることはあっても、牛脂を食べることはありませんでした。

     

     そのアオゲラ(メス)が1月30日の午後、ついにレストランを訪れました。立木の牛脂をついばんだ後で、近くの木に吊り下げてあったカラスザンショウの実をおいしそうに食べました。エサを食べたので、近いうちにまた来てくれるといいな、と思っていた翌日のことです。今度は、メスのアオゲラが牛脂を食べているところへ、オスが飛んできたのです。夫婦(?)そろってのご来店。よほどレストランの牛脂がおいしかったのでしょう。それ以降、毎日オスもメスもレストランを訪れ、牛脂を食べていきます。

     

    牛脂を食べるアオゲラのメス 。アオゲラは日本の固有種になります。
    カラスザンショウの実を食べるアオゲラのメス。気に入ったのか長い間ついばんでいました。アオゲラはオスもメスも頭部が赤いですが、メスは前頭部が赤くありません。

     

     アオゲラの来店で、冬の野鳥レストランでは本州で見られる主要なキツツキを全て見ることができるようになりました。運が良ければ、一日で4種類ともご覧になれるかもしれません。午前中のご来館がおすすめです。なお、ニホンリスもここ数日は連続して窓のすぐ外のエサ台までクルミを取りに来ています。こちらも一緒にご覧になれるかもしれません。リスに関しても午前中がおすすめです。

     

    冬の野鳥レストランでみられるキツツキたち】

     キツツキの仲間はオスとメスで頭部の色が異なります。アカゲラやオオアカゲラはメスの頭部が黒く、オスの頭部には赤い部分があります。アオゲラはオスメス共に頭部が赤いですが、オスのほうが赤い部分の面積が広くなります。

     

    アオゲラのオス。アオゲラはオオアカゲラよりも大型のキツツキです。
    オスは頭部全体が赤いのが特徴です。アオゲラは胸の黒斑の形が面白く、ハート形です。
    小型のキツツキ、コゲラ。羽の白黒模様がおしゃれです。オスメスの区別は難しいですが、オスの後頭部側面には赤い羽が隠れており、風が吹くと見えます。
    アカゲラのオス。後頭部が赤色をしています。冬の森の中では赤がたいへん目立ちます。野鳥レストランの主役の一羽です。
    アカゲラのメス。頭部は黒色です。
    オオアカゲラのオス。大型のキツツキで、枯れ木をつついているとかなり迫力があります。オスの頭部は全体が赤く、腹部の赤と合わさってかなり派手な野鳥です。福井県の県域準絶滅危惧種です。
    オオアカゲラのメス。メスは頭部全体が黒くシャープな印象です。向かい合ってとまっているのはシジュウカラ。何か相談をしているようで、面白いですね。
    ニホンリスもすぐ近くで見ることができます。

     

    お知らせ

    現在、新しいお知らせはありません。

     

    2月3日(土) 2月4日(日) 

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

    冬の野鳥レストラン開店しました

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

     

    野鳥の壁飾り作りをすることができます。

     

    <日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日

         9:00~17:00

         土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

     

     

     <場 所> 工作室

     <時 間> ①10:00~ 

           ②14:30~

              (午後の時間を変更しました。ご注意ください。)

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「エリダヌス座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月より再開予定です。

  • 2018.01.26

    【大寒波到来で大繁盛の野鳥レストラン! 

     

     今週の強い寒波で、一時期減っていた六呂師の積雪が一気に増えました。

     

    一面の雪景色。降雪の後は木々が雪で覆われ、野鳥はエサを探すのが難しくなるようです。

     降雪が多いと野鳥レストランは野鳥たちで大繁盛します。これには次のような理由があります。まず、木々の樹皮が雪で覆われるため、野鳥たちは冬芽や樹皮に隠れた虫などを探すことが難しくなります。また、野鳥たちは気温が低いときほど、体温を維持するために多くのエサを必要とします。そこでエサに困った多くの野鳥たちがレストランを訪れるわけです。

     

     ずっと雪が降り続く日には、ヒマワリの種を置いているエサ台に雪が積もり、見えなくなってしまいます。すると、雪が積もりにくい立木や金網に仕掛けた牛脂に野鳥たちが集まり、普段とは違った様子のレストランを楽しめます。写真でそんな日のレストランの様子をお楽しみください。

     

    アカゲラとカラ類たち。全部で6羽も一緒に立木にとまっています。この立木には穴が開けてあり、そこに牛脂が詰められています。
    サクラの木につけた牛脂も大人気です。
    アカゲラとカケスの同席。レストランの大物2羽が一緒にとまるのは珍しいです。
    シジュウカラ。木の上から雪に隠れたヒマワリの種を探しているのでしょうか。

     また、この数日は日中でも氷点下の気温でたいへん冷え込んでいます。そうなると羽毛を着込んだ野鳥たちもさすがに寒いようで、羽毛の間に断熱材となる空気をいっぱいに含ませ、玉のように丸くなり、普段の数割増しのかわいさとなります。

     今週末から来週にかけても雪の日が続くようです。モコモコに丸まった野鳥たちに会いにいらっしゃいませんか。

     

    【モコモコでまんまるの野鳥たち】

    ヤマガラ
    シジュウカラ
    コガラ
    ヒヨドリ
    アカゲラ
    オオアカゲラ

     

    お知らせ

    現在、新しいお知らせはありません。

     

    1月27日(土) 1月28日(日) 

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

    冬の野鳥レストラン開店しました

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

     

    野鳥の壁飾り作りをすることができます。

     

    <日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日

         9:00~17:00

         土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

     

     

     <場 所> 工作室

     <時 間> ①10:00~ 

           ②14:30~

              (午後の時間を変更しました。ご注意ください。)

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「オリオン座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月より再開予定です。

  • 2018.01.20

    【ついにリスが窓際のエサ台までやってきました!】 

    窓のすぐ外までエサをとりに来たニホンリス

     これまで野鳥レストランの遠いところまでしかクルミを取りに来なかったニホンリスですが、今週に入り、ついに窓際のエサ台までクルミを取りに来るようになりました。ここ数日は一日に何回も姿を見せてくれますし、かなり野鳥レストランに慣れてきたようです。また、今日(1月19日)は2匹のリスが同時に姿を見せてくれました。2匹のリスが追いかけっこをする様子は見ていて自然と微笑んでしまう可愛らしさです。

     きっとこれからもたびたび姿を見せてくれることと思いますので、ぜひ可愛らしいリスの姿を見にいらっしゃいませんか。

     

    クルミを取りに来た後は、すこし離れた場所でクルミを食べます。食べ終わるまでに10分程度はかかるので、ずっと動きません。昨年度はすぐ目の前でもクルミを食べてくれました。
    リスは歩きながら、ところどころでかわいいポーズをとってくれます。

     今年はアカゲラやオオアカゲラもよく姿を見せてくれます。面白い様子が撮影できたのでご紹介します。

     まずはアカゲラの飛翔の様子です。

    右下の枯れ木から飛び立つアカゲラ。木の先端まで移動した後、足で思い切り木を蹴ったあと、羽ばたきます。
    羽ばたいた後は、このようにロケットのような姿になります。

     次はオオアカゲラが木をつつく様子です。

    枯れ木をつつくオオアカゲラ。木の皮をめくりとり、下にいる虫を探しているようです。
    くちばしでつつく瞬間、まぶたを閉じているように見えます。
    これはまぶたではなく、瞬膜という目を保護する膜です。木をつつく瞬間にはこのように目を瞬膜でふさぎ、木の破片などが目に入らないようにしています。それにしても、さすがオオアカゲラ。大迫力のつつきです。

     

    お知らせ

    現在、新しいお知らせはありません。

     

    1月20日(土) 1月21日(日) 

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

    冬の野鳥レストラン開店しました

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

     

    野鳥の壁飾り作りをすることができます。

     

    <日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日

         9:00~17:00

         土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

     

     

     <場 所> 工作室

     <時 間> ①10:00~ 

           ②14:30~

              (午後の時間を変更しました。ご注意ください。)

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「オリオン座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月より再開予定です。

  • 2018.01.13

    【大賑わい!冬の野鳥レストラン】

     今週は六呂師にも雪がたくさん降りました。冬の野鳥レストランの窓から見える森の景色は、まっさらな白い雪で見とれるほどの美しさです。

     

     レストランを訪れる野鳥の種類が増えてきました。ヤマガラやシジュウカラ、コガラ、コゲラ、カケスなどは相変わらずよく来ていますし、アカゲラやオオアカゲラはエサの牛脂の存在に気が付いたようで、ここ2日(1月11日現在)は連続で訪れています。アカゲラは一日に数回はエサを食べに来ており、2羽のオスが同時に現れることもありました。オオアカゲラは本日(1月11日)は3回餌場を訪れており、例年以上に見るチャンスは多いと思います。

     

     また、昨年度の野鳥レストランで連日のように姿を見せてくれたニホンリスが昨日、今シーズンではじめてこちらが用意したクルミを食べました。クルミがあることが分かれば、今後定期的にレストラン周辺を訪問する可能性があります。近くまで寄ってくるようになりましたら、このページで改めてご紹介します。

     

     野鳥たちで大賑わいの冬の野鳥レストランです。ぜひかわいい野鳥たちの姿をご覧になってみませんか。みなさんのお越しをお待ちしております。

     

    レストランの看板の左にシジュウカラ、右にヤマガラ、右奥にアカゲラがいます。三役そろい踏みです。
    今年はヤマガラの数がとても多く、シャッターチャンスに困りません。間近でかわいい姿を撮影してみませんか。
    警戒心が強く、あまり近くまで寄ってこないコガラですが、今年は窓のすぐ近くのエサ台にもよく来ます。
    アカゲラのオスも昨日からエサ台近くの立木をよく訪れています。
    エサをたくさん食べて疲れたのか、休憩中のようです。羽毛を立たせて玉のようになっているのがかわいいです。
    足を使って毛づくろい中。片足と尾羽を使って体を支えており、なかなか器用です。表情が気持ちよさそうです。
    同じ木の近いところに、オオアカゲラとヤマガラとシジュウカラがいます。なかなか見ることのできない光景です。

     

    お知らせ

    1月10日(水)より里山観察ウォーク「スノーシューで森の探検!」の申し込みを受付中です。ご希望の方はお早目にお申し込みください。

     

    1月13日(土) 1月14日(日) 

    ●本館

     大好評!【冬の野鳥レストラン】

    冬の野鳥レストラン開店しました

     近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

     

    野鳥の壁飾り作りをすることができます。

     

    <日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日

         9:00~17:00

         土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施

    <場 所> 本館2階 森の学習室

     

     特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

     

     奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

     

    オオルリ

     写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

      また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

     

     <場 所> レクチャーホール

     <時 間> 9:00~17:00 

     

    【保護中のリスのエサやりを公開します!】

     ※土日だけではなく開館日には公開します。

     現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

     

     

     

     <場 所> 工作室

     <時 間> ①10:00~ 

           ②14:30~

              (午後の時間を変更しました。ご注意ください。)

     

     ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

     2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

    【冬の星空ガイド】

     

     冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

     物語 「オリオン座の話」

     参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

     <場 所> 本館2階 会議室

     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

            (所要 30分程度)

    ★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

           プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

             3月より再開予定です。