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2018.02.10
【記録的大雪の中の野鳥レストラン】
今週の記録的な大雪で自然保護センター周辺では一時278㎝まで積雪が増えました。昭和33年から続く積雪の記録を見ると、これまでで3番目に多い積雪です。
休館日明けの2月6日、駐車場の除雪を終え、野鳥レストランのコーナーをみるとびっくりです。窓の半分以上の高さまで積雪があるではありませんか。エサ台や、立木に開けた牛脂を埋め込む穴が雪の下になりそうなので、担当職員は腰まで積もる雪をラッセルしながらエサ台にたどり着きました。そして、エサ台の位置を上げたり、立木のより高い位置に新しい穴をあけたりした後で、エサを補充しました。これには野鳥たちも大喜びで、普段以上にたくさん訪れていました。こんな厳しい雪の中でも野鳥たちは、たくましく生きています。
立木や果物のエサ台の位置を調整しています。本来なら右奥に写真撮影小屋が見えるのですが、小屋の周りの雪が積もりすぎてしまい見えません。この後、撮影小屋は使用できるように整備しました。
牛脂を埋め込んだ直後の立木。職員が近くで作業をしていても、上から下までずらっとカラ類が並びました。全部で何羽いるでしょう。
2羽のキツツキが仲良く食事中。上はアオゲラのオス、下はアカゲラのオスでした。
アオゲラのオス。よく見ると背中と羽は違う緑色をしています。
お知らせ
2月10日に予定されていました里山観察ウォーク「スノーシューで森の探検!」は3月4日に延期となりました。
2月10日(土) 2月11日(日) 2月12日(月振替)
●本館
大好評!【冬の野鳥レストラン】
冬の野鳥レストラン開店しました
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。
野鳥の壁飾り作りをすることができます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
(積雪があれば3月以降も実施予定)
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<場 所> 本館2階 森の学習室
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特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】
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奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。
オオルリ
写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。
また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。
<場 所> レクチャーホール
<時 間> 9:00~17:00
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【保護中のリスのエサやりを公開します!】
※土日だけではなく開館日には公開します。
現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。
工作室の大きなケージでクルミを食べるニホンリス。最近、クルミを自分で割って食べることができるようになりました。ただ、割り方はまだ上手ではなく、クルミに穴をあけて食べている状態です。野生のリスはクルミを真っ二つに割って中身を食べます。
<場 所> 工作室
<時 間> ①10:00~
②14:30~
(午後の時間を変更しました。ご注意ください。)
◆保護飼育中のニホンリスについて◆
2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。
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【冬の星空ガイド】
冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。
物語 「エリダヌス座の話」
参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
(所要 30分程度)
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★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。
プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。
3月中旬より再開予定です。
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2018.02.02
【アオゲラ来店!本州のキツツキ4種の全てがお得意様に!】
「冬の野鳥レストラン」にはアカゲラやオオアカゲラ、コゲラなどのキツツキの仲間がよく訪れて、来館者の皆様の人気を博しています。どのキツツキも牛脂が大好物で、立木に埋め込んだ牛脂をよく食べに来ます。
一方、平地~山地で生息するキツツキの仲間「アオゲラ」は、これまでほとんど野鳥レストランを訪れることはありませんでした。ごくまれに近くの木にとまることはあっても、牛脂を食べることはありませんでした。
そのアオゲラ(メス)が1月30日の午後、ついにレストランを訪れました。立木の牛脂をついばんだ後で、近くの木に吊り下げてあったカラスザンショウの実をおいしそうに食べました。エサを食べたので、近いうちにまた来てくれるといいな、と思っていた翌日のことです。今度は、メスのアオゲラが牛脂を食べているところへ、オスが飛んできたのです。夫婦(?)そろってのご来店。よほどレストランの牛脂がおいしかったのでしょう。それ以降、毎日オスもメスもレストランを訪れ、牛脂を食べていきます。
牛脂を食べるアオゲラのメス 。アオゲラは日本の固有種になります。
カラスザンショウの実を食べるアオゲラのメス。気に入ったのか長い間ついばんでいました。アオゲラはオスもメスも頭部が赤いですが、メスは前頭部が赤くありません。
アオゲラの来店で、冬の野鳥レストランでは本州で見られる主要なキツツキを全て見ることができるようになりました。運が良ければ、一日で4種類ともご覧になれるかもしれません。午前中のご来館がおすすめです。なお、ニホンリスもここ数日は連続して窓のすぐ外のエサ台までクルミを取りに来ています。こちらも一緒にご覧になれるかもしれません。リスに関しても午前中がおすすめです。
【冬の野鳥レストランでみられるキツツキたち】
キツツキの仲間はオスとメスで頭部の色が異なります。アカゲラやオオアカゲラはメスの頭部が黒く、オスの頭部には赤い部分があります。アオゲラはオスメス共に頭部が赤いですが、オスのほうが赤い部分の面積が広くなります。
アオゲラのオス。アオゲラはオオアカゲラよりも大型のキツツキです。
オスは頭部全体が赤いのが特徴です。アオゲラは胸の黒斑の形が面白く、ハート形です。
小型のキツツキ、コゲラ。羽の白黒模様がおしゃれです。オスメスの区別は難しいですが、オスの後頭部側面には赤い羽が隠れており、風が吹くと見えます。
アカゲラのオス。後頭部が赤色をしています。冬の森の中では赤がたいへん目立ちます。野鳥レストランの主役の一羽です。
アカゲラのメス。頭部は黒色です。
オオアカゲラのオス。大型のキツツキで、枯れ木をつついているとかなり迫力があります。オスの頭部は全体が赤く、腹部の赤と合わさってかなり派手な野鳥です。福井県の県域準絶滅危惧種です。
オオアカゲラのメス。メスは頭部全体が黒くシャープな印象です。向かい合ってとまっているのはシジュウカラ。何か相談をしているようで、面白いですね。
ニホンリスもすぐ近くで見ることができます。
お知らせ
現在、新しいお知らせはありません。
2月3日(土) 2月4日(日)
●本館
大好評!【冬の野鳥レストラン】
冬の野鳥レストラン開店しました
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。
野鳥の壁飾り作りをすることができます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<場 所> 本館2階 森の学習室
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特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】
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奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。
オオルリ
写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。
また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。
<場 所> レクチャーホール
<時 間> 9:00~17:00
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【保護中のリスのエサやりを公開します!】
※土日だけではなく開館日には公開します。
現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。
<場 所> 工作室
<時 間> ①10:00~
②14:30~
(午後の時間を変更しました。ご注意ください。)
◆保護飼育中のニホンリスについて◆
2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。
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【冬の星空ガイド】
冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。
物語 「エリダヌス座の話」
参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
(所要 30分程度)
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★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。
プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。
3月より再開予定です。
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2018.01.26
【大寒波到来で大繁盛の野鳥レストラン!】
今週の強い寒波で、一時期減っていた六呂師の積雪が一気に増えました。
一面の雪景色。降雪の後は木々が雪で覆われ、野鳥はエサを探すのが難しくなるようです。
降雪が多いと野鳥レストランは野鳥たちで大繁盛します。これには次のような理由があります。まず、木々の樹皮が雪で覆われるため、野鳥たちは冬芽や樹皮に隠れた虫などを探すことが難しくなります。また、野鳥たちは気温が低いときほど、体温を維持するために多くのエサを必要とします。そこでエサに困った多くの野鳥たちがレストランを訪れるわけです。
ずっと雪が降り続く日には、ヒマワリの種を置いているエサ台に雪が積もり、見えなくなってしまいます。すると、雪が積もりにくい立木や金網に仕掛けた牛脂に野鳥たちが集まり、普段とは違った様子のレストランを楽しめます。写真でそんな日のレストランの様子をお楽しみください。
アカゲラとカラ類たち。全部で6羽も一緒に立木にとまっています。この立木には穴が開けてあり、そこに牛脂が詰められています。
サクラの木につけた牛脂も大人気です。
アカゲラとカケスの同席。レストランの大物2羽が一緒にとまるのは珍しいです。
シジュウカラ。木の上から雪に隠れたヒマワリの種を探しているのでしょうか。
また、この数日は日中でも氷点下の気温でたいへん冷え込んでいます。そうなると羽毛を着込んだ野鳥たちもさすがに寒いようで、羽毛の間に断熱材となる空気をいっぱいに含ませ、玉のように丸くなり、普段の数割増しのかわいさとなります。
今週末から来週にかけても雪の日が続くようです。モコモコに丸まった野鳥たちに会いにいらっしゃいませんか。
【モコモコでまんまるの野鳥たち】
ヤマガラ
シジュウカラ
コガラ
ヒヨドリ
アカゲラ
オオアカゲラ
お知らせ
現在、新しいお知らせはありません。
1月27日(土) 1月28日(日)
●本館
大好評!【冬の野鳥レストラン】
冬の野鳥レストラン開店しました
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。
野鳥の壁飾り作りをすることができます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<場 所> 本館2階 森の学習室
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特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】
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奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。
オオルリ
写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。
また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。
<場 所> レクチャーホール
<時 間> 9:00~17:00
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【保護中のリスのエサやりを公開します!】
※土日だけではなく開館日には公開します。
現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。
<場 所> 工作室
<時 間> ①10:00~
②14:30~
(午後の時間を変更しました。ご注意ください。)
◆保護飼育中のニホンリスについて◆
2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。
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【冬の星空ガイド】
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冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。
物語 「オリオン座の話」
参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
(所要 30分程度)
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★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。
プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。
3月より再開予定です。
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2018.01.20
【ついにリスが窓際のエサ台までやってきました!】
窓のすぐ外までエサをとりに来たニホンリス
これまで野鳥レストランの遠いところまでしかクルミを取りに来なかったニホンリスですが、今週に入り、ついに窓際のエサ台までクルミを取りに来るようになりました。ここ数日は一日に何回も姿を見せてくれますし、かなり野鳥レストランに慣れてきたようです。また、今日(1月19日)は2匹のリスが同時に姿を見せてくれました。2匹のリスが追いかけっこをする様子は見ていて自然と微笑んでしまう可愛らしさです。
きっとこれからもたびたび姿を見せてくれることと思いますので、ぜひ可愛らしいリスの姿を見にいらっしゃいませんか。
クルミを取りに来た後は、すこし離れた場所でクルミを食べます。食べ終わるまでに10分程度はかかるので、ずっと動きません。昨年度はすぐ目の前でもクルミを食べてくれました。
リスは歩きながら、ところどころでかわいいポーズをとってくれます。
今年はアカゲラやオオアカゲラもよく姿を見せてくれます。面白い様子が撮影できたのでご紹介します。
まずはアカゲラの飛翔の様子です。
右下の枯れ木から飛び立つアカゲラ。木の先端まで移動した後、足で思い切り木を蹴ったあと、羽ばたきます。
羽ばたいた後は、このようにロケットのような姿になります。
次はオオアカゲラが木をつつく様子です。
枯れ木をつつくオオアカゲラ。木の皮をめくりとり、下にいる虫を探しているようです。
くちばしでつつく瞬間、まぶたを閉じているように見えます。
これはまぶたではなく、瞬膜という目を保護する膜です。木をつつく瞬間にはこのように目を瞬膜でふさぎ、木の破片などが目に入らないようにしています。それにしても、さすがオオアカゲラ。大迫力のつつきです。
お知らせ
現在、新しいお知らせはありません。
1月20日(土) 1月21日(日)
●本館
大好評!【冬の野鳥レストラン】
冬の野鳥レストラン開店しました
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。
野鳥の壁飾り作りをすることができます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<場 所> 本館2階 森の学習室
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特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】
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奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。
オオルリ
写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。
また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。
<場 所> レクチャーホール
<時 間> 9:00~17:00
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【保護中のリスのエサやりを公開します!】
※土日だけではなく開館日には公開します。
現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。
<場 所> 工作室
<時 間> ①10:00~
②14:30~
(午後の時間を変更しました。ご注意ください。)
◆保護飼育中のニホンリスについて◆
2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。
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【冬の星空ガイド】
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冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。
物語 「オリオン座の話」
参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
(所要 30分程度)
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★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。
プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。
3月より再開予定です。
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2018.01.13
【大賑わい!冬の野鳥レストラン】
今週は六呂師にも雪がたくさん降りました。冬の野鳥レストランの窓から見える森の景色は、まっさらな白い雪で見とれるほどの美しさです。
レストランを訪れる野鳥の種類が増えてきました。ヤマガラやシジュウカラ、コガラ、コゲラ、カケスなどは相変わらずよく来ていますし、アカゲラやオオアカゲラはエサの牛脂の存在に気が付いたようで、ここ2日(1月11日現在)は連続で訪れています。アカゲラは一日に数回はエサを食べに来ており、2羽のオスが同時に現れることもありました。オオアカゲラは本日(1月11日)は3回餌場を訪れており、例年以上に見るチャンスは多いと思います。
また、昨年度の野鳥レストランで連日のように姿を見せてくれたニホンリスが昨日、今シーズンではじめてこちらが用意したクルミを食べました。クルミがあることが分かれば、今後定期的にレストラン周辺を訪問する可能性があります。近くまで寄ってくるようになりましたら、このページで改めてご紹介します。
野鳥たちで大賑わいの冬の野鳥レストランです。ぜひかわいい野鳥たちの姿をご覧になってみませんか。みなさんのお越しをお待ちしております。
レストランの看板の左にシジュウカラ、右にヤマガラ、右奥にアカゲラがいます。三役そろい踏みです。
今年はヤマガラの数がとても多く、シャッターチャンスに困りません。間近でかわいい姿を撮影してみませんか。
警戒心が強く、あまり近くまで寄ってこないコガラですが、今年は窓のすぐ近くのエサ台にもよく来ます。
アカゲラのオスも昨日からエサ台近くの立木をよく訪れています。
エサをたくさん食べて疲れたのか、休憩中のようです。羽毛を立たせて玉のようになっているのがかわいいです。
足を使って毛づくろい中。片足と尾羽を使って体を支えており、なかなか器用です。表情が気持ちよさそうです。
同じ木の近いところに、オオアカゲラとヤマガラとシジュウカラがいます。なかなか見ることのできない光景です。
お知らせ
1月10日(水)より里山観察ウォーク「スノーシューで森の探検!」の申し込みを受付中です。ご希望の方はお早目にお申し込みください。
1月13日(土) 1月14日(日)
●本館
大好評!【冬の野鳥レストラン】
冬の野鳥レストラン開店しました
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。
野鳥の壁飾り作りをすることができます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<場 所> 本館2階 森の学習室
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特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】
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奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。
オオルリ
写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。
また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。
<場 所> レクチャーホール
<時 間> 9:00~17:00
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【保護中のリスのエサやりを公開します!】
※土日だけではなく開館日には公開します。
現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。
<場 所> 工作室
<時 間> ①10:00~
②14:30~
(午後の時間を変更しました。ご注意ください。)
◆保護飼育中のニホンリスについて◆
2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。
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【冬の星空ガイド】
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冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。
物語 「オリオン座の話」
参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
(所要 30分程度)
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★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。
プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。
3月より再開予定です。
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2018.01.05
【冬の野鳥レストランが開店しました!】
みなさん、明けましておめでとうございます。本年も自然保護センターをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、毎年、冬季の間に大好評をいただいている「冬の野鳥レストラン」を1月5日に開店しました。
今年度は12月から積雪があり早くからヒマワリの種を提供していたため、レストラン初日から、野鳥は大入りの状態でした。沢山あるエサ台のヒマワリの種が見る間になくなっていくほどの状態で、写真を撮るときシャッターチャンスには困りません。訪れる野鳥の種類はまだ少ないですが、ヤマガラやシジュウカラ、コガラ、ゴジュウカラ、コゲラ、カケスなどが食事に来てくれました。
この3連休、かわいい野鳥を見に来てみませんか。
エサ台にはひっきりなしに野鳥が訪れ、すぐにエサがなくなるような状況です。
お知らせ
1月10日(水)より里山観察ウォーク「スノーシューで森の探検!」の申し込みを開始します。
1月6日(土) 1月7日(日) 1月8日(月祝)
●本館
大好評!【冬の野鳥レストラン】
冬の野鳥レストラン開店しました
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。
野鳥の壁飾り作りをすることができます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<会 場> 本館2階 森の学習室
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特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】
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奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。
オオルリ
写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。
また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。
<場 所> レクチャーホール
<時 間> 9:00~17:00
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【保護中のリスのエサやりを公開します!】
※土日だけではなく開館日には公開します。
現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。
<場 所> 工作室
<時 間> ①10:00~ ②14:00~
◆保護飼育中のニホンリスについて◆
9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。
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【冬の星空ガイド】
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冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。
物語 「オリオン座の話」
参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
(所要 30分程度)
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★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。
プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。
3月より再開予定です。
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2017.09.15
朝晩はすっかり涼しくなり、半袖では寒くなってきた今日この頃ですが、
そんな秋の訪れに合せるように、六呂師高原には赤とんぼ(ほとんどがアキアカネ、わずかにナツアカネ、マユタテアカネ、ノシメトンボ)の群れがやって来ました。
青空の中、たくさんの赤とんぼが群れて飛んでいます。
写真ではなかなか表現できませんが、
今朝は高原の爽やかな風と青空の中、
目の前には数百頭の赤とんぼが群れていました。
また牧場の有刺鉄線には、赤とんぼの行列ができていました。
行列写真の赤とんぼはすべてアキアカネです。
牧場の有刺鉄線の上にずらっと並んでとまるアキアカネ
どのアキアカネも同じような方向を向いているのが面白いです。
一方、池ヶ原湿原は、初夏のように絶滅危惧種の花はありませんが、
木道脇には、ミソハギ(終わりかけ)、サワヒヨドリ(満開)、ミゾソバ(咲き始め)の花が咲き、
お花畑ロードができています。
ミソハギ
サワヒヨドリ
ミゾソバ
朝早く行くと、葉に付いた朝露が朝日を反射させ、キラキラ光り輝いています。
これもまた見事です。
朝露のついたミソハギ
朝露のついたサワヒヨドリ
ミゾソバのアップ
さあ、気持ちのよい季節がやってきました。
散歩がてらに、六呂師高原にいらっしゃいませ!
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2017.09.15
福井県自然保護センターと福井県自然観察指導員の会では、国内の赤とんぼ研究の第一人者である上田哲行氏(石川県立大学名誉教授・客員教授)のご監修を得て、本年度の平成29年9月~11月にかけて、日本全国で減少著しい赤とんぼの調査を実施いたします。
趣旨にご賛同いただける皆様におかれましては、以下の通り、調査への参加協力を賜りたく、何卒、よろしくお願い申し上げます。
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記
1.調査対象種
童謡赤とんぼの題材となり、最も個体数が多いアキアカネ
但し、識別可能な方は、ナツアカネ、ノシメトンボ、マユタテアカネ等も記録する。
・赤とんぼの識別資料 1(PDF)
・赤とんぼの識別資料 2(PDF)
・赤とんぼの識別資料 3(JPG)
2.調査期間
アキアカネが田んぼや里山の山際に群れる9月中旬から11月中旬
3.調査方法
概要(資料1)、マニュアル(資料2)、赤とんぼ調査シート(資料3)のとおり
・資料1 概要(PDF)
・資料2 調査マニュアル(PDF)
・資料3 赤とんぼ調査シート(エクセル)
4.調査報告
11月末までに、自然保護センター宛に、メール、FAXもしくは郵送で提出する。
5.公表
ホームページ、自然情報誌ナチュラリスト、マスコミ発表などにより公表する。
<連絡先>
福井県自然保護センター(松村・山内・山口)
〒912-0131
大野市南六呂師169-11-2
TEL:0779-67-1655、FAX:67-1656
E-mail:sizen-ci@pref.fukui.lg.jp
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2017.07.01
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2017.06.16
最近、森の中を歩いているといろんな種類の白い花をよく見かけます。特に草ムラの中に目を向けると、一本の茎に16センチほどもある長細い葉が左右対称に何枚も並んでいるのがわかります。さらにその下には、ずらっと並んだ白い花を見つけることができます。ナルコユリです。
長い縄に板と竹を結びつけて沢山並べてぶら下げ、揺らすと音がするようにした道具「鳴子」に似ていることからこの名前が付けられています。じっと見ていると、音が聞こえてくるように感じられませんか?
ナルコユリ
ナルコユリのつぼみ(拡大)